WordPressをサーバー移行する際の流れ

ドメインが変わったりして、WordPressを移行することが多いので、流れをまとめてみました。
データをバックアップ
まずは、なにはなくとも全データをバックアップ。サーバーからWordPressのプログラムファイル及び画像ファイル一式をまるごとダウンロードします。そして、データベースのデータもダウンロード。いざという時にすぐに戻せるようにしておきます。
移行先のサーバーにデータをアップ
WordPressプログラム一式とデータベースをインポートします。プログラムはFTPでアップするだけなので、かんたんですね。データベースはレンタルサーバーだとPHPMyAdminが入っていることが多いので、これを使ってエクスポート&インポート。
PHPMyAdminを使ったインポートの場合、サイズに制限があります。サイズが多すぎて移動できない時は、BigDumpを使えばOK。
Tips:BigDumpの使い方
サイトからBigDumpをダウンロードします。
ダウンロードしたbigdump.phpを開いて、データベースのパスワードなどを設定しておきます。
次に、新しい方のサーバーにbigdump.phpとインポートしたいSQLファイルも同階層にアップしておきます。
そしてブラウザからbigdump.phpを開いて、「Start Import」を押せばインポートがはじまります。
データベースサイズが大きくても安心です。
データベース内のURLを変更する
このまま新ドメインのWordPress管理画面でログインしようとしても、旧ログインページに転送されてしまいますので、PHPMyAdminを使って*_optionsテーブルを開いて編集します。2箇所、option_urlとhomeの2つを新しいドメイン名に変更します。
画像のパスを変更する
記事内でアップしている画像は旧ドメインのURLのままになっているので、これも新ドメインに変更しなければなりません。もちろん記事を一つ一つ編集してられないので、Search Regexというワードプレスプラグインで一気に置換します。
パーミッションを変更
wp-content/upload/フォルダのパーミッションを707に変更して、画像をアップできるようにします。
旧ドメインURLからの転送
これで新しい方のドメインにWordPressの移行は完了です。最後に、旧ドメインの方のURLにアクセスした訪問者を新ドメインの方に転送します。これは、旧ドメインのサーバー内の全ファイルを削除した後に、.htaccessファイル名でファイルを作成。
RewriteEngine On
RewriteCond %{http_host} ^旧ドメイン名
RewriteRule ^(.*) http://新ドメイン名/$1 [R=301,L]
とすると、古い方の記事にアクセスがあった時に、新しい記事に転送してくれます。これでサーバー移行完了です。
そのほか、「SEOを考慮したWebサイトの引っ越し・移転の手順」もご参考に。
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