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ブラウザでPDFを開く時の指定パラメータまとめ (サンプル付き)

PDFはブラウザと相性がいいので、よく使います。ワードやエクセルで作った書類なんかはPDFにして公開するパターンが多いです。最近、そんなPDFの隠された機能を知りました。いや、隠されてなかったんですけど。

それは、ブラウザで開く際にズーム100%で表示させたり、ページを指定して開かせることができるということ。なんというか、これまでは調べる前から、それはできないんじゃないだろうか…なんて思ってました。

パラメータの指定方法

PDFにはあらかじめ、Open Parametersというものが準備されています。このパラメータの渡し方は、URLの後ろに#をつけてデータを渡すだけです。Google Chromeについては独自のビューワーを使っているため、このパラメータは効かないようです。

いろんなパラメータがありますが、使えそうなものを抜粋します。

ズーム(zoom=n)

50%にしたい場合はzoom=50
サンプル

ページを指定(page=n)

2ページ目を表示させたい場合はpage=2
サンプル

表示範囲を指定(view=Fit or FitH or FitV)

Fit ページ全体が収まるようにpdfを開く
FitH ページの横幅が収まるように開く
FitV ページの縦の長さが収まるように開く
この設定はIE以外のブラウザでは動作があやしいです。

ページの横幅が収まるようにした場合
サンプル

スクロールバーを表示させるかどうか(scrollbar=1|0)

スクロールバーを表示させる
サンプル

ツールバーを表示させるかどうか(toolbar=1|0)

ツールバーを表示させる
サンプル

ステータスバーを表示させるかどうか(statusbar=1|0)

ステータスバーを表示させる
サンプル

ちなみにこれらのパラメータは複数指定できます。
#zoom=50&page=2
だとズーム50%で2ページ目を開きます。

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PROFILE

入江 慎吾
個人開発クリエイター。MENTAなどをはじめ、これまでに30個ほどのサービスやアプリをつくりました。最近は生成AIに夢中。コンサル、開発のご依頼はこちらまで。 (詳しいプロフィール)

カテゴリー: 開発奮闘記