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2012/07/31 (2016/09/14更新) タグ: , ,

iOS5より古いバージョンのプロジェクトファイルをARCに対応させる

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iOS5からARC(Auto Reference Counting)という便利な機能が追加されました。これまでせかせかと書いていたretainやreleaseを記述しなくても、自動的にXcode側で管理してくれるというものです。しかし、そのままではiOS5以前に作ったファイルはARCが使えません。そこで、今回はiOS5以前のファイルでもARCを使えるようにする方法の紹介です。

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既存のプロジェクトファイルの設定変更

まず、古いバージョンで作成したプロジェクトファイルを開いて、「Build Settings」タブを開きます。

「Compiler for C/C++/Objective-C」の箇所を「Apple LLVM compiler 4.0」にします。

Apple LLVMとは

Xcode における LLVM は従来のデフォルトコンパイラである GCC を置き換えるものとのこと。Xcode4からはこのLLVMになっているようです。
・コンパイルが速い
・コンパイルされたコードが速い
・エラーメッセージがわかりやすい
・他のツールと連携しやすい
参考:Xcode 4 でデフォルトになった LLVM って何?

次に「Objective-C++ Automatic Reference …」をYESにします。

retainやreleaseを一括変換

このままではファイル内に記述しているretainやreleaseはそのままなので、エラーが出ます。そこで便利な変換機能を使います。

チェックしたファイルが変換されることになるのですが、「Cannot Convert to Objective-C ARC」というようなエラーが出るようならその箇所をチェックして修正して、また変換にかけて…の繰り返しで解決していきます。

古いライブラリを利用していて、そのままのコードで使いたい場合はこちらを参考にどうぞ!
Xcodeでファイル別にARCの有効・無効を設定する方法

お役にたちましたら、メール購読もどうぞ!

 

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イリテクのプロフィール
入江 慎吾
デザインエンジニア。イリテク株式会社 代表取締役。Webシステム開発、Webサイト制作、スマートフォンアプリ開発を受託で行うほか、自社企画でクラウド見積請求書作成サービス「CLOUD PAPER」を開発・運営。仕様を決めずに少ない予算でも開発をスタートできる「月額固定のシステム開発」を実施中。(もっと詳しく
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