顧客の要望通りにシステムを作ったのに「使いずらい」と不満が出るのはなぜか

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「お客様は神様です」というように、
お客様の要望に答えることは美徳とされてきました。

しかしなんでも要望をきくことはお客様のためになりません

例えば顧客の要望通りにシステムを作ったのに「使いずらい」と不満が出ることはよくあること。それは、顧客が求めていることは本人もわかってないことが多いからです。だからこそ、要望は参考程度にすべきなんですね。

そのシステムを作る目的や、作って何を実現したいのか。
そのための最適なシステムは何かをイチから考えること。
それがオリジナルの価値となります。

場合によってはシステム導入しなくてもパッケージ使えば解決することもあるかもしれません。運用レベルの問題かも知れない。

提案する側のお金にはならないけど、顧客には喜ばれますよね。でもそこは心配なくて、信用を勝ちとっているので、また次の相談が入ると思います。

また、オリジナルの価値を提案することができれば、まず顧客から値引き交渉が入ることはなくなります。「あなたじゃなきゃダメ」という明確な他者との差別化ができるからです。

そのような考えを学べるのが「100円のコーラを1000円で売る方法」です。(この答えの正解は本を読んでのお楽しみに)

タイトルだけ見ると、正直あやしく見えますが、しっかりとしたマーケティングの本。中身は間違いなく面白いです。

顧客が本当に求めているサービスをつくるためのノウハウがたくさん書かれています。

自社サービス・アプリを開発している人は読むとヒントになることが多いはず。
僕もこれをきっかけに自社サービスを考え直しました。本当に読んでよかった!

自社サービスの方向性を変えるきっかけに

イリテクではクラウドで見積書・請求書を作成できるCLOUD PAPERというサービスを運営しています。

これ、いまは請求書作成サービスなんですが、このジャンルって競合がずいぶん増えました。そして、その中で差別化ができてないことは悩みのタネでした。どこのサービスも似てるんですね。それでシェアを独占してれば別ですが、利用者はまだまだ少ないです。

そう考えた時に、CLOUD PAPERが提供できる価値は書類作成だけではないことに気づいたんです。

単に請求書作成というツールにこだわらず、会社全体のバックオフィスをサポートして本来やるべき仕事に集中してもらうこと。これが提供できる価値じゃないか!と。

僕自身、フリーランス、それから法人成りして会社もつくりました。小さい会社ほど、事務作業は経営者や社員が通常業務とあわせてやっていると思います。

その部分を請求書だけでなく、勤怠管理やタスク管理など、総合的にCLOUD PAPERひとつでカバーできれば便利だし価値がでてきます。

勤怠管理やその他ツールはたくさんありますが、それらをひとまとめに連動して使えるといいと思いませんか?そのかわり、ターゲットは小さな会社なので機能は絞ってシンプルに。

大きく方向を変えてもっと使ってもらえるサービスにしていこうと決意しました。ぜひフリーランス・小規模な会社様が見てましたら登録して応援してもらえたらがんばれます。

CLOUD PAPERではフィードバックをどんどん受け付けておりますので、一緒にいいサービスを開発できたらうれしいです。

こんな価値を気づかせてくれたのがこの本でした。

まとめ

最後に参考文献が出てきますが、これも知らなかったマーケティングの本がたくさんありました。

これらのエッセンスがギュッとわかりやすくまとめられているお得な一冊。
ストーリーで小説で仕上げられてるので、本になじみが薄い人でも読みやすいです。
ただ書いてあることは深いので、じっくり精読を。

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PROFILE

プロフィール

入江 慎吾
自分が作ったサービスで生きていく。同じゴールを目指すサービス開発集団「入江開発室」を運営(現在約280名) / 個人間スキルシェアサービス「MENTA」は1ヶ月と10日で売上100万円を達成。1日で100社が利用した「JobTag」など多数開発
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