TestFlightの使い方!iOSアプリをテスト配信、導入方法まで!

iOSアプリ開発では実機でテスト確認してもらいながら開発を進めますが、遠隔地にいるテストユーザーにチェックしてもらうには、それなりに手間がかかるものでした。しかし、TestFlightを使うとこれらが簡単にできるようになります。今回は、そんなTestFlightを使うまでの流れをご紹介します。
テストユーザーを登録
iTunesConnectにログインして、メニューの「Users and Roles」に入ってユーザーを追加しておきます。ここでいうユーザーとはテストしてくれるユーザーのことです。
ユーザーを追加すると、そのユーザー宛に承認メールが届きますので、クリックで承認してもらいます。
iTunesConnectでアプリを登録
次に、iTunesConnectで新しくアプリを登録しておきます。ここは、とりあえず仮ということで、適当に入れておいて構わないと思います。後で変更するということで。
アプリをアップロード
Xcodeを使って、AppStoreにアップするのと同じ手順でアプリデータをアップロードします。
テスト配信
いよいよテスト配信です。iTunesConnectでアプリを選択して、Activityタブを開きます。そして、テストしたいビルドバージョンを選択。
中に入ると、TestInformation等の設定タブがでてきますので、修正した内容などを書いておきます。Test infomationタブのApp Descriptionに変更内容を記述。この内容は、テストユーザー側のTestFlightアプリ内に表示されます。(あとで後述しますが、テストユーザー側はアプリインストールのためにTestFlightアプリを別途インストールしておいてもらう必要があります)
そして、再びアプリ詳細にもどって、「testFlight」タブを開きます。
ここで、Select Version to Testをおすとテストしたいバージョンを選べます。ちなみに、アプリをアップロードしてからここに反映されるまで30分くらいかかります。結構時間がかかります。
下の「Internal Testers」にはテストしてもらいたいユーザーを追加します。先ほどの「Users and Roles」で追加したユーザーがでてきます。
ようやく準備が整いました。あとは右上の「Start Testing」を押します。押すと、テストユーザーにメールが送られますが、そのメールを開くとコードが書かれているページを確認できます。このコードは次の実機側で使うものです。
ちなみに、テスト2回目以降もメールが送られますが、アプリを新しく更新しているのでTestFlightアプリを開いてアップデートしてね、という内容が飛ぶだけです。
実機側の設定
テストする側の実機にてAppStoreより「TestFlight」アプリをインストールしておきます。そして、先ほどメールで送られてきたコードを入れるとアップロードされたテストアプリを動かすことが出来ます。
最初の設定だけ少し面倒ではありますが、TestFlightめっちゃ便利。テスト配信が楽になります。効率化できるとこは、どんどん効率化して開発の時間をつくりましょう。
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