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より少なく、しかしより良く。本当に大事なものはめったにない。

「エッセンシャル思考」を読みました。エッセンシャル思考とは、より多くの仕事をこなすためのものではなく、やり方を変えるというものです。効率化を追求して、より多くのことをやろう。というのではなく、そもそもやることを少なくして集中できれば、いい結果が出るのだ。ということです。

日々、やらなくてはいけないことはたくさんあるし、どれも大事だし、その全部をやりたい。この考え方こそが、やることを際限なく増殖していきます。やることが増えることで、混乱し全てが中途半端なものになります。そのイメージが表紙にもあるイラストです。

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「やらなくては」ではなく「やると決める」。
「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」。
「全部できる」ではなく「なんでもできるが、全部はやらない」。

私は独立してから、受けられる仕事は全部やりたい、と考えてやってきました。だから、Web制作ならデザイン、プログラム、コーディング、サーバー構築、アプリ開発ならObjective-C、Swift、Android、ゲームも作りたいのでUnity。といったように、あらゆるものに手をひろげ、その全てを勉強してスキルを磨こうとしてきました。

しかし、これには限界がありました。時間は有限。これら全てを最前線で学び続け、トップを走ることはできません。あらゆるものに反応して、何でもとりあえずやってみる。という考え方では、すべて中途半端な結果しか得られません。この本を読まなければ、そのことにも気がつかなかったかもしれません。

99%のムダを捨て、1%に集中する。自分にとって、本当に大事なことはなんなのか考え、やることを決める。この環境こそが、真のパフォーマンスを発揮できる条件です。この本を読んで、目の前がパッと明るくなりました。人生の指標ともなる本の1冊になったのは間違いありません。


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PROFILE

入江 慎吾
個人開発クリエイター。MENTAなどをはじめ、これまでに30個ほどのサービスやアプリをつくりました。最近は生成AIに夢中。コンサル、開発のご依頼はこちらまで。 (詳しいプロフィール)

カテゴリー: HACK