はじめてのAndroidアプリ開発!開発環境を構築する手順まとめ!

iOSアプリ開発のほかに、Androidもやってないの?と聞かれることも多くなり、僕自身も前々から興味は持っていたので、とにかくなにか作ってみよう!と…思い切ってAndroidが入っている端末を購入しました。ということで、MacbookAirにAndroid開発環境を作りましたので、流れを残しておきたいと思います。
Androidアプリ開発についての基本的なこと
・開発するのには費用はかからない
・ただしGoogle Play(旧Android Market)に出すには初回のみ25$必要
・直接自分のWebサイトからアプリを配信することもできる
・OSのバージョンや端末が多く、画面サイズも違うので全てに対応するのは難しい
Androidアプリはマネタイズが難しく、iPhoneアプリよりも収益が低いという噂は聞いたことがあります。その理由の一つとしてiPhoneだとitunesカードを買って使えますが、Androidだとクレジットカードもしくはキャリア決済と購入まで少しハードルが高いということもあるようです。
また、マーケットも複数あったりして、iPhoneだとAppStore一択なのでランキングやレビューで判断するしかないですが、Androidの場合、何を信用して購入したらいいのか、判断が難しいのかもしれません。まぁ、自分で作って出してみて判断しようと思っていますけど。
Android開発環境を構築するおおまかな流れ
JDK(Javaプログラミング開発キット)とAndroidの開発キット(Android SDK)をインストール。
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開発するためのソフトEclipseをインストール。
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Eclipseの中にAndroid開発をするためのプラグインADTをインストール。
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Eclipseの設定をもろもろやれば構築完了。
こうやって書くと面倒そうに見えますが、順を追ってやれば難しくありませんでした。
SDKをダウンロード
まずはAndroid SDK(開発キット)をダウンロード。
iPhoneアプリだとIntel Mac限定ですがAndroidはWindows、Mac、Linuxと環境を選ばずインストールできるようです。
解凍したら適当な場所に保存しておきます。
例)ライブラリ/Developer/android-sdk-macosx
JDKのインストール
これはMacの場合は入っているので不要です。Windowsの場合はダウンロードが必要です。JDKはJavaプログラミング開発に必要なパッケージ。AndroideではJava SE(Standard Edition)という基本的なパッケージを使うようです。解説記事はこちらが詳しいです。
Eclipse(エクリプス)のインストール
Eclipseはオープンソースの統合開発環境(IDE)※で、このソフトを使ってプログラムを開発していきます。
※エディタ、コンパイラ、デバッガなど、プログラミングに必要なツールが一つのインターフェースで統合して扱えるような環境
Eclipse IDE for Java Developersをダウンロードします。Mac OS X 32 Bit、Mac OS X 64 Bitの2つがありますが、自分のMacがどちらか分からない方はこちらを参考にしてください。
解凍したら、アプリケーションの中に移動させます。
/Applications/eclipse
ADTのインストール
Eclipseの中にAndroid開発用プラグインをインストールします。まずはEclipseを起動します。
とりあえず場所はそのままでOKです。
Help→Install New Softwareをクリック。
Installダイアログが表示されるので「Work with」に以下のURLを入力して「Add」ボタンをクリックします。
https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/
Add Repositoryダイアログが表示されるので「Name」を適当に入力してOKボタンをクリックします。そして、「Developer Tools」にチェックを入れ、「Next」で進んでいって、I accept…にチェックを入れてFinishで完了です。
SDK Locationの設定
Eclipseメニューから環境設定を開きます。左側のAndroidをクリックして、右側のSDK LocationにさきほどダウンロードしたSDKのパスを入れて(例だとライブラリ/Developer/android-sdk-macosx)OKを押してください。
APIのインストール
次に必要な開発APIをダウンロード・インストールします。下記赤枠の「Android SDK Manager」ボタンをクリックします。
必要なバージョンのOSを指定してインストール。ここはいつでもインストールできるので必要最低限でいいと思われます。
Android仮想デバイスの作成
プログラムを作った後にPC内で動かすシミュレータの設定を行います。
シミュレータで動かしたいバージョンのOSを指定します。
Hello World!してみよう
EclipceメニューよりFile→New→Projectを選択します。
Android Projectを選択。
Project Nameは適当でOK。
どのOSをターゲットにするか選択。
パッケージネームは自分のドメインを持って入れば入れて、プロダクト名を。
そして以下の赤枠のファイルを選択。
下記コードを入れてください。
package vc.plus.hello; import android.app.Activity; import android.os.Bundle; import android.widget.TextView; //追加するコード public class HelloActivity extends Activity { /** Called when the activity is first created. */ @Override public void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); TextView tv = new TextView(this); //追加するコード tv.setText("Hello world!"); //追加するコード setContentView(tv); //追加するコード } }
終わったら右クリックでアプリを書き出します。
そうすると、Androidシミュレータが起動します。ただ、もの凄く遅いです…。
しばらく待つと、はいHello World!!
実機で動かす
Android実機側の設定→開発者向けオプション→USBデバッグをオンにするだけです。このあたりの設定は機種によって多少違うかもしれません。実機のほうが動きが早いので、デバッグも実機の方がよさそう。
Androidアプリ開発の入門本を購入
Javaでの開発もしたことがないので、入門本を購入しました。色々見た中では以下の2つが良さそうでした。スマートにプログラミング Android入門編、はじめてのAndroidアプリ作成 Java入門
。これでぼちぼち勉強していこうと思います。
ブログにまとめる方が時間かかりました(笑)
それでは、また!
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PROFILE

Webサービスを作るのが大好きです。制作会社10年→フリーランス→受託をやめサービス開発に専念。プログラミングのメンターサービスMENTAは月間流通額約1,300万を突破🚀 YouTubeでは個人開発について語ってます / 「自分のサービスで生きていく」をコンセプトに個人開発オンラインサロン「入江開発室」を運営(詳しいプロフィール)