大量にインプットしないとアウトプットできない、の間違い

よく「たくさんインプットをしないとアウトプットできませんよ」ということがいわれます。
ここでいうインプットというのは知識や経験を自分の中に取り込むことで、アウトプットはそれらを外に向けて話したり、ブログやSNSで書いたり、表現すること。
アウトプットにはインプットが必要。それはそうですよね。
だからたくさんインプットすれば、たくさんアウトプットできるんですよ!という理屈はわかりそうですが、実際にそうなってないんですよねー…
なぜなら僕らは既に大量にインプットしているからです。
毎日何もしなくても、SNSやテレビ、ネットから情報は入ってますよね。
もう情報いらないよー!ってくらい、飛び込んできませんか?
で、それで大量にアウトプットできてますか!?
と言われると…できてないですよね。
だから、単純にインプットの量を多くすればいいってもんじゃないなと思うのです。
目次
なぜ大量にインプットしてもアウトプットにつながらないのか
情報は素材にすぎません。そして情報はそのままだしても意味がありません。
ジャガイモをそのままだして食べれますか?ということと似ていて。
ジャガイモもカレーにするなり、肉じゃがにするなり、料理することで美味しくいただけます。
同じように情報だけではアウトプットできません。
アウトプットするには考える作業(料理する)が必要です。
必要な素材を探したり、素材を組み合わせてみたり、焼いたり、煮てみたり。
アウトプットとは考えた結果にでてくるもの。
だからインプットに対して「考える」という工程が必要なんですよね。
そして、考えるってのは「関心」があるものじゃないとやらないはず。
だって、考えるのは疲れますからね…
「なんでだろう?」と考えたことがアウトプットになる
「関心」というのは、いいかえるとアンテナです。
だからまずは自分が関心を持っていアンテナをたてるのが先。
アンテナがあればあるほど、必要な情報をキャッチしやすくなります。
それで大事なのはキャッチした情報が入ると考えるようになります。
なにしろ、関心が強いことなので。
たとえば僕はWEBサービス開発にまつわることに関心が強いですが「雑誌で大人気!」と書かれている商品をみると、なんで売れているんだろう?と考えますし、アプリを見る時でも、このアプリの動き気持ちいいなーなんでだろう?と考えます。
そうやって考えたことがアウトプットにつながります。
たくさんアウトプットしたいなら、アウトプットを先に決める
例えばブログを毎日書こうとか、SNSで有益な投稿を1日10回やろうとか…
そうすると、感度が高くなるし、勝手に情報を集めだします。
結果的に大量にインプットをやりだします。
つまり、むやみに大量にインプットをしよう!というのは間違いのもと。
先にアウトプットの量を決めてしまえば、それに応じたインプットの量が必要になります。
仕事をたくさんとってしまえば、もうやるしかないじゃないですか。
先にスケジュールを決めたらやるしかない。
それとにていて、インプットが先じゃなく、アウトプットが先ですよね。
というお話でした。
インプット量が多いからアウトプットが増えるんじゃなくて、その逆でアウトプットを増やそうとするほどインプットが増えるんですね。
だからインプットしようとするより、アウトプットしよう!と考えるのが近道。
— 入江 慎吾 ⚡️ イリテク (@iritec_jp) March 28, 2018
それにしても、インプットとアウトプットという言葉は今日で1年分使った気がします。
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