売りたいモノを宣伝するんじゃなく、裏側のストーリーを語るほうが拡散される【実例アリ】

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「これ作ったんで使ってみてください!」

というよりも…

「ようやく完成しました!この製品をつくるために、1年かけて試行錯誤して苦労の連続でした。一時はあきらめかけましたが…」

というように、ストーリーがある方が拡散されやすいということに気づきました。

実例をひとつ。イリテクで開発しているFamilymemoという買い物メモ共有アプリがあります。

最初に完成時に投稿したツイートがこちらです。

アクティビティを見ると
重要なリンクのクリック数は24でした。

つぎにこちらのツイートをご覧ください。

アクティビティを見ると
クリック数は147でした。

約6倍も違います

それにしても拡散していただいたみなさん、優しいです。
このようなことを狙ってやったわけではないですが、大きなヒントになりました。

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モノはもう満たされているからいらない

すでにモノがあふれていて、これ以上便利なものは別になくてもいいな〜と思っている人ばかり。

モノがどれを買ってもそこそこいい状態になっていて、いくら優位性を訴えても響きにくくなっています

曲だってAppleMusicのような聴き放題があるし、本もAmazonの読み放題、動画見放題…などまわりをみても選択することを減らすサービスが多いですよね。

だから単純な消費じゃなく、クラウドファウンディングのような自分も参加して楽しめる商品づくりにお金が使われてます。お金がないわけじゃないけど、使おうっていうところまでいかない。

そもそも、情報量が多く売り込みが多いので無意識にそういった投稿をスルーしてるんじゃないでしょうか。

ストーリを語って共感してもらおう

単に作りました!っていうだけで広まるのは、相当にコンセプトが面白いものじゃないと難しいです。

だから、裏側のストーリーもつける。苦労話とか。今回の件で、familymemoもそこまでにたどりついた経緯とかそのようなことを語っていこうと思わされる出来事でした。

この機能がいいんですよ!他社と違うんですよ!ってことばかり言ってても刺さらない。
僕の友人がはじめた「味憶」というサービスがあります。
実家を取材して家族のためのレシピ本をつくってくれるサービスです。

実家の母が作るごはんで一番好きなのはコロッケです。
男三人兄弟の胃袋を満たすべく大量につくられるコロッケは、我が家だけでなく、噂を聞きつけた親戚もやってきては皆んなで食べた楽しい思い出の料理です。

高校を卒業後は実家を離れ、年に何度かしか食べることがなくなってしまった家のごはん。特にコロッケは半日作業になってしまうので、正月やお盆の慌ただしい帰省の日程ではなかなか食べることができないメニューとなってしまいました。

母の作ったコロッケを食べたいけど、年齢を重ねなかなか昔のようにはいかなくなってきたこともあり、デザイナーで料理好きな自分ができることとして、実家のレシピをきちんと形に残すことにしました。

このような説明があるんですが、こういうストーリーって心に響くものがあります。

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まとめ

同じようなサービスなら応援しようって思えるとこで消費したい。いまは個人でも企業でも自らを語って評価されるようになっていて、そこで気に入ってもらったファンがサービスを購入してくれるという流れになっていると感じます。

ということで共感マーケティングについて、下の本で勉強しているところです。

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PROFILE

プロフィール

入江 慎吾/サービス開発だけで生きていく
15年続けた受託開発をやめ、自分が作ったサービスだけで生きていくことを決意。同じゴールを目指す仲間が集まる入江開発室を運営 / 師弟関係がつくれるサービス「MENTA」をつくりました。
(詳しいプロフィール)

PRODUCT

イリテクで開発したプロダクト

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