フリーランスが年収をあげる方法【平均年収350万の壁を越えよう】

NewsPicksの「なぜ今、フリーランスが注目されるのか」の記事を読んで衝撃。フリーランスの平均年収350万らしいです。リスクは高いのに、いくらなんでもこれは安すぎます。
日本人は世界に比べてフリーランスが少なく全体の10%くらいしかいません(ちなみにアメリカは30%)。本当にこの年収だとすれば夢がありませんよね。
ちなみに僕もフリーランス(法人成り)ですが、この年収の10倍は稼いでます。僕はエンジニアですが、よほどスキルが高いからというわけでもありません。そんな僕がどうすればフリーランスが年収を上げられるかについて解説してみます。
目次
サラリーマンよりも年収が低いフリーランス
記事ではフリーランスはプロのスキルで仕事を得る…とありますが、プロがこの収入って夢がなさすぎると思いませんか。
専業のフリーランスでも年収350万。このデータがランサーズからだされたものからなのかもしれませんが、ちょっと少なすぎではないでしょうか…。
国税庁による平成27年の民間給与実態統計調査によれば、給与所得者の年間平均給与額は420万円。フリーランスにくらべて、安定した給与が魅力のサラリーマンよりも給与が低いという事実。
いや、自由を得るために独立したんだ!と叫んでみても虚しい現実では。体調崩して仕事休んだり、ちょっと売上下がると瀕死です。
さらに国民年金だから、厚生年金のサラリーマンよりも安くて老後は不安。自分で老後資金をためないといけないのに、これでは貯金もできません。
フリーランスの平均年収が安い理由
1.年齢が若い、経験年数が短いフリーランスの参入
IT業界ではパソコンとネット、そしてスキルさえあればすぐに仕事ができる環境が出揃っています。
- 若者は安い金額で受けても生活できるので受注するために限りなく安く受ける
- 実績を作るために安く受ける
このような人たちが多くて、平均年収を下げている可能性は高いです。
2.クラウドソーシングで仕事を奪い合う
ランサーズやクラウドワークスのような、クラウドソーシングにフリーランスがあつまっています。
そして、登録された案件についてたくさんの提案が飛び交います。頼む方も安く頼みたい人が多いので、結果的に値段の叩き合いで安く受けている現状があります。
実績を積んだ一部のユーザーだけが一人勝ちで高単価な仕事を得ているんですよね。
もしうまくやるとすれば最初は安く受けて受託しても、結果をだしてクライアントと交渉して価格を上げていくのがいいかも。
とはいえ、クラウドソーシングで提案するくらいなら、スキルを持っている人はレバテックフリーランスのようなところに登録したほうがマシです。
レバテックフリーランス
フリーランスが年収を上げるにはどうするか?
ぼくは独立前、年収300万くらいでした。年収低すぎですね…。それから勢いで独立して苦労しましたが、いまはその10倍くらいは稼げるようになりました。
フリーランスになって稼ぐにはまずオンリーワンになることが重要です。ひとつ、確実に言えるのはみんなと同じ土俵でヨーイドンでは勝率が低いということ。
複数のスキルをもつ
複数のスキルを持つことが近道です。例えばぼくだったらデザインもシステムもディレクションもやっています。ブログも書いてます。ただのエンジニアではなく、ビジネスができるエンジニアとして独自性をだそうとしています。
これからは、ますますセルフブランディングして独自の売り込み方を作らないと生き残れません。自分の価値を高めて日々発信していくしかない。そうやって自分の価値を高めて単価を上げて時間を作り、自己投資してさらに時間単価をあげていきましょう。ぼくは最近、仕事は午前中だけで切り上げて午後は自己投資の時間にしました。
究極は動かなくても収入が入るようストック収入を築くことです。フリーランスが専門知識をお金に変える方法についてはこちらの記事に詳しく書いてます。
まとめ
フリーランスの年収は決められるものではなく、自分で決めるものです。スキルを磨き、時間単価を上げて、さらに時間を自分に投資するサイクルをまわせるようになれば年収が上がっていかないはずがありません。イリテクブログではフリーランスのビジネスに役立つ記事を書いていっておりますので、ぜひTwitterなどでフォローください。
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