ずっと続くとは限らない仕事についてどう考えるか

今の世の中で、これやっておけば、ずっと安泰だ…と思える仕事は少ないです。フリーランスや経営者は常にこのようなことについて考える機会は多いと思いますが、例え、会社員であってもその会社が倒産せず続く保証はありません。私はただ待つのではなく、想定しておくことで防げるものが多くあると考えています。
いまのうちから、この仕事がなくなったらどうするか考えます。重要なのは問題意識をもつということ。問題・危機感があれば、他の収益源を考えるなり、仕事を改善させるなりのアイディアにつながります。
想定できることは対策を打っておく
ここで、下のいい分を聞いてどう思いますか?
毎月のノルマがある会社で、売上の報告をする時に「顧客が倒産して、契約が打ち切られたので達成できなかった」という報告があったとします。
はっきりいって、これは言い訳にほかなりません。契約を切られることがあるのは想定しておかないといけませんし、そうならないように対策を考えておかなければなりません。契約継続率がおおよそわかっていれば、それを見越して目標件数を設定しておくなど。
その仕事がずっと続くとは限らない
いくら努力しても関係が終わることはあります。できること、できないことはありますので、そこで1人の顧客に固執する必要はありません。お互いに楽しく関係を続けていける取引先をみつけることが大事です。
ここでは、個々の契約うんぬんのまえに、もっとひいて仕組みを考えたほうがいいでしょう。継続して新規顧客がとれる、継続してもらえるにはどうしたらいいのか。目標ギリギリ達成では次はどうなるかわかりません。常に上回るようにして何個かが駄目になってもいいようにしておくこと。
そういう考えで、イリテクでは収益を分散させるようにしています。いまつづいている仕事もいつなくなるか、どうなるかは誰にもわからないこと。なので、そういうことが起こり得ることを前提として物事を考えます。資金はどのくらい確保しておけばいいのかも大事ですし、万が一、収益が大幅に下がったらどうするか、というようなことは常に考えています。
大きな仕事がとれた時は一瞬舞い上がってしまいますがそこで終わり。すぐに気を引き締めて、調子に乗らないように自制しています。
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