ライティングテクニックに頼らない「超スピード文章術」

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「文章がはやく書けない」
「書くのが苦手」
「伝わる書き方がわからない」
このような悩みを解決するための本「超スピード文章術」を読みました。

僕はこのブログもそうですが、仕事でWEBサイトのライティングをしたり、メールや企画書でも文章を書いています。文書を書くスピードがあがれば、間違いなく仕事も速くなり、生産性が上がります

役に立つところばかりだったのですが、そこから大事なところをご紹介します。

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「どう書くか」よりも「なにを書くか」

文章のきれいな書き方、こむずかしい表現など技術的なことは考えず、「誰になにを伝えたいか」に集中する方が伝わる文章が書けます。逆に言えば、これが決まらないうちに文章は書けないということです。

漠然としたまま書き始めることが、書くスピードを遅くする原因です。

目的と誰が読むのかが決まれば、「なにをどう書くか」が決まります。だからこそ、文章を書こうときめたら、まずは目的と読者を決めることです。

ブログでもそうですが、ついつい自分がいいたいことだけをワーッと書いてしまうことがあります。しかし、誰に読んでほしいのかを決めずに書きはじめたものは、自己満足の誰にも伝わらない文章になってしまいます。

文章を早く書く秘訣は、なにを書くか決めて「素材を集める」こと

目的と読者が決まったら、いきなり文章を書き始めるのではなく、まず「素材」を集めます。素材とはエピソード、事実、数字を含んだ文のことです。

まずは、この素材を集めること。ちなみに、この記事をかくために集めた素材を公開すると…
このようになります。

本を読んで伝えたいことを箇条書きで書き出して、構成を考えました。

素材を集める前に注意することは「読者」です。たとえば技術的なことを書く場合、前提知識が必要かそうでないかなどを考える必要があります。読者と、その読者に読んでどう動いてほしいのかを考えて文章をつくります。

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SNSやブログでは特に「書き出し」で掴むことが大事

SNSではたくさんの情報を流し読みしているので、ひっかかるものがないと読んではくれません

人と会話して話をする時は、相手のリアクションがあります。リアクションをみて話すことを考えますが、文章はリアクションをみることができません。

だからこそ、途中で読まずに帰ってしまわれないように、書き出しで「読んでみたい」と思わせ、最後まで読んでもらう工夫が必要です。

書き出しについて筆者は「そうだよね」「ふむふむ」「へぇ」「お!」「えっ?」「なんだそれ?」「すごい!」というような内容をいれると書いています。共感や驚きなどのとっかかりをつくることで、その先を読みたくする工夫をこらしています。

素材が揃ったら一気に書く

素材を揃えたら、素材の見せ方を考えます。さきほどお見せした箇条書きも、入れ替えた後のものです。導入からまとめまで、どんな流れで書くと読んでもらえるか、読後感がいいかなどを考えて構成しました。

さきに構成をつくっておくと、あとはその内容にそって書くだけなのでスピードが早いです。ちなみにこの記事は構成が決まってから30分ほどで書いています。

ここで大事なのは、読み返したりせずに一気に書ききってしまうということ。推敲(読み返してクオリティを高めていくこと)は後からで構いません。

途中で考えながら書くよりも、一気に書ききってしまう方が、ひっかからずに読みやすい文章ができあがります。一気に書いていくと気分がノッてきて気持ちもはいるし、熱意が文章にのります。

「わかったようで、わからない言葉」は伝わらない

「いい会社」というのが、その典型例だと筆者はいいます。

たしかに、その会社は「いい会社」なのかもしれません。 でも、これでは人は動かないでしょう。何も伝わらないからです。 では、何を書かなければいけないのか? 「5年間、社員が一人も辞めていない会社」 「有給休暇を毎年全員が100%消化している会社」 「社長が年度末に金一封をくれる会社」

読者が知りたいのは、そうした「具体的な事実」です。 「いい会社」というのは、そんな魅力的な素材を、書き手が無理やりまとめてしまった「表現」です。 「素材」を「表現」にまとめようとすると、抽象的になる。 抽象的な表現は、読み手に伝わりにくいのです。

超スピード文章術より

「いい会社」というのは、会話の中では、つい意識せず使ってしまいそうです。

僕もつい便利な言葉に頼ってしまいますが、筆者は下のように事実を書くことで想像させてイメージをふくらませるように工夫しています。

たとえば経営者を取材したとき、社長室に重厚感があったとします。 それをそのまま「重厚感がある」と書いたら、読者は具体的にイメージできません。その場に行ってない人でも書けるからです。重厚感の「中身」を書かなければいけない。 そこで、壁やカーペットの色、テーブルやソファーの特徴、窓から見える景色など、「重厚感を象徴するもの」をメモしておくのです。

超スピード文章術より

まとめ

ブロガーのように文章を書く人ではなくても、ビジネスマンは仕事でメールや企画書、報告書をつくりますので、この本を読めば文章を早く書くためのコツがわかり、結果として仕事も早くなります

線をひくところが多く、定期的に手元に置いて何度も読み返したい一冊となりました。テクニックよりも、相手に伝わる文章を書くために何を書くか、誰が読むのかを意識するだけで、読みやすい文章に近づくはずです。

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入江 慎吾/イリテク株式会社 代表取締役
1982年生まれ。長崎県 五島列島出身。福岡のWeb制作会社で10年間、ディレクション、Webデザイン、システム開発に従事。 その後、趣味で始めたiPhoneアプリ開発をきっかけにフリーランスとして独立後、2014年にイリテク株式会社として法人化。(もっと詳しいプロフィール)
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