Amazon ジェフ・ベゾスに学ぶ経営の考え方。利益をださない、競争しない、すぐに結果を求めない。

「ジェフ・ベゾス アマゾンをつくった仕事術」を読んで、Amazonをたちあげた人物ジェフ・ベゾスに興味を持ちました。彼のどこに興味を持ったのか、それは一般的な企業とは考え方が大きく異なっていることでした。そしてその考え方に強く共感しました。
目次
利益:売上至上主義ではない
「マージン(利幅)を少なくしよう」
「儲けるくらいなら、もっと顧客にサービスしろ」
普通はもっと利幅をあげて、もっと儲けようと思うところですが、その逆です。AppleやMicrosoftが利益率30%前後に対して、7%を超えたことがありません。
ベゾスはとにかく規模を大きくすることに力をいれて、世界最大のストアを目指しました。そのためには、儲けを全て投資に使って規模を拡大、あらゆるモノを買えて、すぐに届けることに集中しました。その結果、Amazonの利用者・ファンも増えていきました。
競争:他社と競争しない
ほとんどの会社は顧客ではなく、ライバル企業のことばかり気にします。2〜3年でリターンが得られることばかりやりたがりますし、2〜3年でうまくいかなければほかのことをはじめます。新しいことを発明するより、誰かの真似を好みます。by ジェフベゾス
グサッときました…。ライバルがつけている機能だから、うちもすぐにつけないととか、他社がなにをやっているかばかりに気をとらわれていては大切なものを見過ごしてしまいます。そうではなく、愚直に顧客と向き合って、改善を繰り返していくしか道はありませんよね。これは本当に大切で忘れがちなことだと思いました。
成長:目的は変えてはダメだが、計画は変えるべきだ
現実は計画通りにはいかない。
でも、計画を立てることで問題点をよく考えることができる。
考え方や気持ちが整理され、気分もよくなってくるんだ。
ージェフ・ベゾス
計画で失敗してきた過去がたくさんあります。完璧主義なところがあって、一度計画を立てるとそこから脱線したくないという気持ちが働いて、強引に進めてしまうところがありました。そうなっては本末転倒で、そもそもの目的を達成するために必要なら柔軟に変えていかなきゃいけません。
計画をたてるときにいろんな考えを張り巡らせることが大事なプロセスなのだと思います。
5年、7年、10年と待つつもりで進めなければならない。
でも、10年待てる会社はなかなかいない。
ージェフ・ベゾス
100年の視点に立って考えてみることにしよう。
こうした視点に立つことによって
問題解決の糸口はもっと容易に見つかるはずだ。
ージェフ・ベゾス
ベゾスのプランは長期的に物事を捉えています。それは、すぐに結果を求めすぎないということ。ベゾスは1万年動き続ける巨大時計づくりを進めるロング・ナウ財団に4,200万ドルもの寄付をしています。長い視点で考える事の重要性に共感したのだと思います。
これらの本を読んでいく中で、非常に考えさせられました。自分がやっていることは誰の役に経つのか、5年後、10年後はどうなっているのだろうか。と長く先を考えていくと、それらの重要性も浮き彫りになって、頑張ろう、という気持ちが沸き起こってきました。
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