「超入門 資本論」製品の利益が次第に下がっていく理由

2017/10/10 タグ: , , , ,
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ビジネスや技術本ばかり読んでましたが、いろんなジャンルの本を読み漁るようになってきました。自分の知らない世界・知識が広がっていくのは、読んでいる最中のワクワクと、読後感が充実していて楽しいです。

そんな中、読んだ「超入門 資本論」。マルクスの資本論についてエッセンスをわかりやすーく解説してくれる本です。働けど、働けど、給与が上がらないのは何故なのか。資本主義社会を考えるための超入門的な一冊として「超入門 資本論」は興味深く、納得しながら読みするめることができました。

「30分でつくったカレーと3日煮込んだカレーの違いとは?」…難解な経済理論をやさしく解説する手腕に定評のある著者が、身近な話題をもとに『資本論』を案内。20世紀以降の世界に多大な影響を与えたマルクスの名著のエッセンスが楽しくわかる超訳本の決定版。

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製品の利益が次第に下がっていく理由

イノベーションが起こり、起業は大きな利益を得る

やがて、技術がコモディティ化(一般化して当たり前になる)し、
機械や従業員の生産性向上によって少ないコストで作れるようになる。

競合も同じように企業努力をし、どんどん価格が下がる

価格が下がると、得られる利益も低くなり薄利多売になる

結果、うれなくても物を大量に生産せずにはいられない

これだとうまみがないので、次なる商品を考える

そして、新しいイノベーションが起こる

繰り返し…

こうやって流れをみてみると、納得感があります。この繰り返しがあるから、次々と新しい製品が生まれてくるし、価格もどんどん安くなっているのです。企業はずっとイノベーションを生み出し続けなければならず、そのハードルは年々上がるばかりですよね。

昔よりモノにあふれている世の中で新しいイノベーションをおこしていくのは、むずかしくなってきていると思うからです。

労働者が豊かさを目指せる活路

世間で年収1,000万円もらえるサラリーマンはいますが、会社はそれ相応の対価を求めます。給与以上の働きがなければ雇えないからです。その結果、相当な仕事量やストレスを抱えている人も多いのではないでしょうか。

そこで著者が提案しているのが、自己内利益を増やすという考え方です。
「年収」=「必要経費(肉体的・時間的労力や精神的苦痛)」=自己内利益

「ふつう、この仕事に就いたら、これくらい大変だから、このくらいのお金をあげる」と思われているレベル(相場)があります。それで給料の金額が決まっているわけです。

ですが、もし「自分はその仕事をしても、そんなに疲れないから疲労回復はそんなに必要ない」「そんなにストレスを感じないから、気晴らし代はそんなに必要ない」と思っていたらどうでしょうか?

給料は世の中の中央平均で決まりますので、仮に「自分はそんなにコストがかからない」と考えていても、社会平均分もらえるのです。そして、その差額は、自分の利益になるのです。

例えば、ある商品をつくるのに一般的に考えると50時間かかるけれど、自分がやると30時間でできる。一般的には50時間分の価値として捉えられるので、その差分が価値になります。

また、給与は高ければいいというものでもありません。給与が多少下がったとしても、自分が好きな仕事ならストレスも少ないはず。そちらのほうが幸福感が高ければそれでいいと思います。

まだ1周しただけでは内容をすべて理解しきることができなかったので、これから何回か読み解いていきたいと思います。勉強になります。

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記事を書いている中の人
イリテク株式会社/入江 慎吾
WEBサービスやアプリのデザイン・開発をやっているクリエイターです。クラウド見積請求:CLOUD PAPER、リモートワーク求人:Rework、買い物メモアプリ:Rememo。情熱のこもったプロダクトをどんどんつくりたいです。(もっと詳しいプロフィール
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