フリーランスが安定した収入を増やすためにしてきたこと

フリーランスで独立してから5年たちました。ずいぶん色んなことを駆け足でやってきましたが、安定収入を増やすためにいつも考えていたのはいかに収入源を分散して増やすかということでした。
フリーランスといえば、サラリーマンと違って毎月の給与は約束されません。収益が多い時もあれば少ない時もあります。自転車操業的に新しい仕事を取り続けていくのは波があり、精神的にもつかれますよね。
一時期は「一体、どのくらいの生活費を稼げば安心できるんだろうな。半年?1年かな?」などと考えてました。しかし、常に新規案件をとりつづけるやり方だと、たとえ数百万稼げる月があったとしても不安はなくなりません。次の仕事をとらないと…という不安がつねにつきまといます。
そこでたどりついた答えは「収入源を増やす」「固定収入をつくる」ということです。ベースを作ってしまうと安心感があります。サラリーマンも毎月の給与があるから安心できるのです。(実際は会社員が安心できるかというとそんなことないんですが)
詳しく解説していきます。
固定収入となる収入源を増やす方法
僕の職業はエンジニアです。アプリの受託開発がメイン。要するに受託開発以外の収入源を増やすことを考えました。
アプリの開発講師・サポートをやる
いまはやってませんが、アプリを作りたい人向けに講師をしていました。講師といっても、どこかの学校に行くのではなく、ブログで募集しました。一度、神奈川の茅ヶ崎まで教えにいったこともあります(僕は福岡にいます)。もちろん、旅費・宿泊費も負担してもらって教えにいったのですがいい思い出です。
そのほか、ネットで開発サポートもやりました。主に開発をしたい個人の方のメンターとなってわからないところがあれば質問に対して回答をするというもの。
広告収入を増やす
ブログで集客して仕事をとるとともに、自分が勉強したことなどを記事に書いてアクセスを増やしました。そうすることで、アドセンスやamazonアフィリエイトで本が売れたら収益にもなります。フリーランスはブログは絶対につくるべきです。ネットで全国から仕事をとりましょう。
詳しくは専門知識をお金に変える方法で紹介しています。
自社アプリを開発する
せっかく開発できるスキルがあるので自分でほしいアプリをたくさん作っていました。
いまでは残ったものは少ないですが、これも大事な収益源に育ちました。
システム保守やコンサル契約など固定契約を増やす
エンジニアの場合はシステムメンテナンスで保守契約をとりましょう。そのほか僕は受託開発の波を減らして、お客様のニーズも一緒に満たせる顧問エンジニアサービスを考えました。
初期コストが少ない、仕様を柔軟に変更したいという要望をもったお客様に対応できるものです。しかも、僕の方も毎月の収入が安定するというメリットがあります。デザイナーやエンジニアならこのような契約の提案をしてみてはいかがでしょうか。
将来のために投資をする
仕事がないからといって安易にクラウドソーシングに走らないようにしましょう。
もし仕事をとるならリモートワーク案件だけを探せるCODEALか、短期とわりきってレバテックフリーランスなどの常駐型案件に応募したほうがいいです。
まとめ
忙しくても、受託開発だけにせず将来のための時間をつくりましょう。勉強して自己投資、ブログを集客メディアに育てる、自社アプリを開発する。こういった時間をつくって将来のために動いていくことが安定収入をつくる道です。
[sc name=”engeneer”]
SHARE
PROFILE

Webサービスを作るのが大好きです。制作会社10年→フリーランス→受託をやめサービス開発に専念。プログラミングのメンターサービスMENTAは月間流通額約1,300万を突破🚀 YouTubeでは個人開発について語ってます / 「自分のサービスで生きていく」をコンセプトに個人開発オンラインサロン「入江開発室」を運営(詳しいプロフィール)