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あれから20年。小さなベンチャー企業に入ってよかったことをリアルに振り返る。

こんにちは入江です。

タイトルで書いている「ベンチャー企業」とはスタートアップなど新しいことをはじめている30人未満程度の企業のことをイメージして書いています。僕自身がそこからキャリアがはじまったのですが、今振り返るととてもいい経験だったなと思います。将来起業したいと考えている人ほど、おすすめしたいと思ってこの記事を書いています。

僕自身が自社サービス開発の会社で成長できた

専門学校を卒業後、入社したのが福岡のWEB制作会社でした。その制作会社では受託制作と自社サービスを運営していました。

入った頃は社長とデザイナー1名、エンジニアのアルバイト1名だけだったのでした。そしてまもなくアルバイトのエンジニア先輩は就職でやめてしまい、未経験ながらエンジニアとしてプログラミングを学ぶことになったのです。

そのような状況じゃなかったらエンジニアにはなっていなかったんじゃないかと思います。当時、プログラミングは数学が得意な一部の人しかできないことだという先入観があったからです。(実際、当時は環境やライブラリが揃ってなくて今よりも大変だったのは事実)

しかし、環境がそうなったからこそ、必死になって勉強をしました。エンジニアになれなかったら役割がなくなってクビになってしまうのでは・・・と思ってました。

入社して1年で自社サービスをリニューアルする

そしてなんと入社したばかりの新卒が1年目で自社サービスをリニューアルすることができたのでした。やればできるもんだ・・・と我ながら思いましたし、この経験は糧になりました。

その後も新しい仕事に手を上げ続けた結果(ほかに人がいなかったのものある)、自分がやれる仕事が拡張されていきました。新しい未知の仕事はゼロから勉強し直して、トライアンドエラーをやらないといけません。

サーバダウンでお詫び、データが消えるなどのトラブルを経験

実際、めちゃくちゃ失敗ばかりしていて、会社の中ではいつも丸まってました(笑)。サーバーが落ちたときの怖さは今でも覚えています。会社ではだれも分かる人はいないので、サーバー会社に必死に問い合わせをしながら、ユーザーからはクレームの電話がなり続ける・・・。

でも電話営業でもかけ続けるとなれてくるように、失敗ばかりしていると失敗する怖さも少しは慣れてきます。そして失敗すると次は同じことを繰り返したくないと体で覚えるので、学習します。みずから繰り返さないための仕組みであったり、ヤバそうな匂いがわかるようになりました。

いまでも慣れるのは自分の仕事を退化させていると思うところがあって、変化こそが新しい非連続な成長を生み出すものだと信じています。だからこそ、数年おきに環境を変えて動いているところがあります。

ビジネス全体のことを学べる

小さな会社に入ることのメリットは、全体図がわかりやすいというものがあります。どういうビジネスをしていて、ターゲットが誰でどのくらいの売上なのかが見えます。そして、小さな会社ほど分業はできないので、少なからずすべてのシーンに関わることになります。

これがなんの役に立つかといえば、自分でビジネスをはじめるときの訓練になりました。独立してからtoBのサービスをつくったのも、自社サービスをまわしていた経験があったのでイメージすることができました。

本を読むだけじゃわからないことで、自分で組織の中に入ってリアルにビジネスを体感することの方が学びがあります。その体験を給料をもらいながらできるとすれば最高だと思います。実際、僕も入社したときから、いつかは社長になるんだ!ということだけ宣言して入社しました。

自分の得意分野を見つければいい

そうやって横断的にいろんな仕事をしていくと、苦手なことや得意なこともわかってきます。たとえば僕は事務的な仕事、ルーティーンがとても苦手です。細かい数字の計算は遅いですし、ミスも多いです。それよりも、あたらしいアイデアを考えて推進してユーザーに届ける、といったことが楽しいと思いますし、得意なことなんじゃないかと思っています。このようなことが、いろんな仕事をしていくことでわかってきます。

問い合わせを受けて修正する

僕がなぜサービスをつくることを仕事に選んだかといえば、ユーザーとの距離の近さです。自分がつくったものが使われていいことも悪いこともフィードバックがあります。そしてサービスを使うことで誰かの役に立っているという貢献感があります。

個人で相対して対応できる時間には限界がありますが、サービスならユーザー数に比例しません。将来的なインパクトを考えると、社会に大きな変化をおこせるチャンスがあふれていると思っています。そのワクワクが今でも続いています。

失敗は成長に、成功は自信になる

いきなり起業するよりも、会社に入れば、お金をもらいながらビジネスを学ぶことができます。積極的に会社の事業に自分ごととして入ってくる社員は少ないですから、社長になったつもりで、あれこれ提案していくと会社にとっても喜ばれますし、仕事も楽しくなります。

アイデアがでてきたら週末起業で小さくスタートすればいいと思います。僕も最初は週末起業でスマホアプリをつくることからはじめました。そっちがうまくいったら、独立すればよいです。

きつい経験は宝になった

↑当時の写真

いま思えば安月給で深夜まで働いていましたが、あの頃の自分のおかげで今があると強く思います。楽せず、がんばってきてよかったと強く思います。

小さな企業は福利厚生は整っていないし、環境は決していいとは言えないですが、あえてそこに飛び込んで修行することで得られるものは大きかったと自分自身の経験をとおして思っています。感謝。

若いうちこそ、といいますが、39歳になった今でもハードなことに挑戦し続けることが自分を成長させてくれます。目標達成の喜びは一瞬ですが、成長は毎日感じることができるし喜びを与えてくれます。自分も楽しく、まわりも楽しく、ユーザーにも喜ばれるサービスをこれからも目指していきたいなと思っています。

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PROFILE

入江 慎吾
教える、学べるオンラインメンターサービスMENTAの代表 / 2-30個のサービスをつくり、M&Aで億単位の売却 / 受託開発20年→受託をやめサービス開発に専念→個人開発でつくったMENTAがヒット→ランサーズグループにジョイン / YouTubeで「サービスづくりで生きていく」配信中 / 「自分のサービスで生きていく」をコンセプトに個人開発オンラインサロン「入江開発室」を運営(詳しいプロフィール)

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Published in コラム