フルスタッククリエイターとしての道。

はじめに…僕は一流のデザイナーでもないし、一流のエンジニアでもないと思っています。でも、デザインもプログラミングも書けるモノづくりのクリエイターというジャンルではちょっとだけ自信があります。
この職になると、状況に応じてディレクションだけやったり、プログラマーとしてジョイントしたり、デザインだけ参加したり。活躍できるチャンスが広がります。
目次
どうしてフルスタッククリエイターになったのか
フルスタッククリエイターとかいうと叩かれそうですが…いろいろやってるクリエイターと認識してください。
僕がこの世界に入ったのは高校生の頃、HTMLを覚えてホームページを作ったのがはじまりでした。
そこから就職した制作会社は小さな会社で、人が少なく、営業、企画、デザイン、システムをそれぞれが勉強してやってました。(唯一システムは僕だけでしたが)
まるでフリーランスが会社に所属しているような感じで、会社にいるけど1人で納品までやるスタイル。人によっては地獄かもしれませんが、僕にとっては天国でした。
未経験だけど何にでも挑戦できたからです。
新卒でいきなり実戦投入。おしえてくれる先輩もいないなか、案の上、失敗はたくさんしました…。
デザインは何回作っても社内でダメ出しがでて心が折れそうになったし、システムトラブルで1人夜中に会社に行って修正したり、顧問契約を打ち切られたり。(いきなりハタチそこそこ金髪のお兄ちゃんに提案されても受け入れがたいですよね…)
そういうわけで失敗して評価は地に落ちていましたから、怖いものなしの状態でなんでも引き受けてました。
不動産会社に飛び込み営業もやったし、サーバーの構築をしたり、インターネット回線の設定に行ったり。新しいことをやるのが、とにかく楽しかったのです。これはいまでも変わっていません。
失敗こそ挑戦の証
できなかったことでもやってみればどうにかなるし、終わってみれば経験者です。そうして気がついたら階段を登っていて、失敗も少なくなりました。失敗してる途中はそんなことにも気づかないものです。
失敗して怒られるのは自分だし、人にも迷惑をかけてしまいます。そうすると嫌でも次から失敗しないように考えます。
会社員のうちにたくさん失敗できたことはいい経験になりました。失敗しても死ぬわけではないし、給料が減ることもありません…。
だから、いま会社にいる人はどんどん挑戦して失敗して会社を利用した方がいいと思います。そして逆に経営者となった今では、失敗してる社員は宝だと思います。挑戦しなければ失敗はないですから。
フルスタッククリエイターはどこでも活躍できる
やがてフリーランスになり、会社を出てから一人でできることのありがたさに気がつきました。
まず、デザインやシステムを外注しなくていいので全部が売上になり、単価が上がります。依頼する方も1人に頼めばいいので楽。
また、全行程を知っているからこそ、システムでできることできないこと、どうデザインするかが提案できます。これは強いと思いました。だいたいの工数もわかるし、費用感もわかります。
デザイナーさん、ディレクターさん、エンジニアさんの気持ちがわかるので、仕事が増えても外部との連携もしやすいです。
ひとりでサービスをつくれる
フルスタッククリエイターになれば、サービスをつくりたいと思った時に、ひとりでつくれます。デザインにしても自分のイメージに近いものを作ってもらうのって大変なんですよね。
僕がつくったものの代表的なものでいいますとCLOUD PAPERや、MENTAというサービスをつくりました。
つくりたいものを一人でつくれるのは大きな魅力。山に篭って開発に勤しめます。
どうやったらフルスタッククリエイターになれる?
これは僕の性格的なものも強いんですが、まず新しいこと、やったことがないものは自分でやってみようという性格です。それを15年やってたらこうなった。という結果なんだなと思います。
自分の仕事の中でやったことないことでも、手を挙げて調べながら挑戦していけば「できること」は増えていきます。やりたくないなーと思ってるものでも、やってみるとそうでもなかったりします。まずはチャレンジ。
あくまでもスキルは手段。僕はいま、つくっているサービスをもっと広めていくために、これからもできることはなんでもやろうと思っています。
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