優秀なエンジニアを採用するための3つの見極め法【こんなタイプには注意】

優れたエンジニアを採用したいけど、見極め方がわからない…。
自身がエンジニアでもなければ判断難しいですよね。
技術的な話では良し悪しがわかりません。
しかし、もし優れたエンジニアかどうかを採用・面接の時点で見極めることができれば余計なコストを抑えられます。そしてこれはある程度可能です。
僕もエンジニアですが、外注やパートナーとしてたくさんのエンジニアの方々と仕事をしてきました。そのような視点から優秀なエンジニアを見極めるポイントと集める方法をお話していきます。
目次
こんなエンジニアには注意しよう
技術うんぬんはまずおいといて、こんなエンジニアを採用すると苦労します。
リアクションが淡白過ぎるエンジニア
淡白とはどういうことか。それは打っても響かないということ。
例えば、何を頼んでも「かしこまりました。」の一言で終わらせる人には要注意。
深く理解する前にそういう言葉がでているので、実際に開発する時に勝手にいろいろと進めてしまうことも。途中で質問することがないので、成果物をみた時に、依頼者との間でこれは違う…ということになります。
要するに無駄なものをつくってしまいます。
感情がないエンジニア
実際に僕も経験しましたが、システムの障害が起こった時のこと。
僕「こういうケースでシステムが動いてないのですが、急ぎ確認できますでしょうか?」
エンジニア「すみません、すでに予定が入っておりまして難しいです」
僕「いつなら大丈夫でしょうか?」
エンジニア「来月の中頃には大丈夫と思いますが、いまのところはっきりしません」
とても困りました。
結局自分で対応したのですが、そのシステムは担当のエンジニアの方が一番詳しかったのでとても時間がかかりました。
普通のタスクなら予定を組んで…となりますが、緊急で直したいバグもあります。そんな時、こちらの頼みをあっさりと払いのけるような人と仕事をすると悲しくなります。
優れたエンジニアはココが違う
とにかくレスポンスが早い
連絡するとひとまず何か返事が返ってくる。
レスポンスが早い人は仕事も早いとみて間違いありません。
メールなどで連絡をしてみて、どのくらいのスピードで返事があるかを確認しておくといいでしょう。
質問・提案が多い
できるエンジニアは質問も的確です。
タスクを依頼すると、足りていないことや懸念することなどの質問が入ってきます。そのような質問のやりとりで、最初に作ろうとしていたものよりも使いやすいシステムをつくることができます。
優れたエンジニアと仕事をする時はガチガチに仕様を固めず、「こんなことをやりたいんですが、どんな方法がいいと思いますか?」のように質問したほうがいいです。自分以外のアイデアを聞いた上でつくったほうがいいものができあがります。
面接時に判断するには質問をしてみましょう。
「○○という技術をよく聞きますが、どのような見方をされてますか?」「このようなシステムを開発していきたいと思ってるんですが…」というように相談してみます。そこで、的はずれな答えが返ってくる人は成果物も的はずれなものをつくる確率が高いです。
優秀なエンジニアを集めるには企業側も環境を整える
そもそも優秀なエンジニアから応募を受けようと思ったら、名前が通っている企業でない限りは工夫が必要です。
正直、優秀な人は自分から応募するよりオファーがあって入ることの方が多いかなと。
優れたエンジニアは普通のエンジニアの5倍以上は生産性が違います。優秀なエンジニアを1人採用できれば数人分の価値があります。
だからできうる限り、高給与、福利厚生を充実させるのは必須です。
また、リモートワークなどの自由な勤務形態を取り入れるのも手です。詳しくは「リモートワーク求人で優秀なフリーランスエンジニアを採用できる理由」でも紹介しました。
また、企業がリモートワークでエンジニアを採用すれば、月数十万単位でコスト削減にもなります。
まとめ
ある程度の技術は当然必要ですが、普通の企業でシステム開発をする場合においては最先端の技術は必要ではありません。そのあたりはやる気があればいくらでもカバーできます。
それよりも重視するのはコミュニケーションスキル。
コミュニケーションスキルとは会話ができるとか明るいとかそういうことではありません。
きちんと意図をくみとって意思疎通ができる人のことです。無口な人でもポイントを抑えて確認・提案してくれる人はいます。こういう人たちは責任をもって仕事にのぞんでいるので、頼んでいて安心感があります。
ということでまとめると、優秀なエンジニアは「質問・提案が多くレスポンスが早い人」。このような視点で面接・採用のステップをふんでいくと、ある程度絞り込めるはずです。
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