「我が逃走」を読めば、家入さんがきっと好きになる

2017/08/22 タグ: ,
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

僕は、実をいうと家入さんにはいい印象をもっていなかった。

それは、ずいぶん昔、知り合いに家入さんが話を聞きたいといっているということで、連絡を待っていたものの、そのまま音沙汰なし…ということがあって、それからあまりいい印象を持っていなかった。ネットでも遅刻やドタキャンの常習者であることは見聞きしていたので、あぁそんな人なんだな―…と。

けれど、家入さんの本を読んで印象が180度変わった。人間性に惹き込まれた。

SPONSOR

さかのぼること、 およそ5年前。2010年12月、僕はゴボウだった。土気色の顔、毎日同じ服。六本木の飲み屋の床で目を覚まし、店員のキツい視線を浴びながら表に出る。カバンがないけれど、探す気力がない。 明け方の六本木は独特の空気に包まれており、薄汚い道路のあちこちで、カラスがゴミ袋をつついて朝食にありつこうとしている。僕は地べたに座り込み、ガードレールにもたれた。とりあえず体中のポケットを探り、財布とスマホを確認し、尻のポケットにねじこんであったタバコを一本取り出し火をつける。
プロローグより

いきなりのゴボウ宣言(笑)。

ペパボ株を売った数十億を2年で使い切る

家入さんは、起業家であり、投資家でもある。ひきこもりで誰にもあわずに仕事がしたいと起業を決意し、レンタルサーバーロリポップをリリース。これが大成功。ペパボはJASDAQに最年少で上場し、ペパボを退任した後は売却した数十億の株でカフェ事業をはじめ2年で資金を使い切る。そして、また底からBASEやCAMP FIREなどを成功させていくというV字ストーリー。

自分のためにお金をつかわない、生きるお金の使い方

家入さんを見ているとお金の使い方が気持ちいいと思う。家やいい車など自分のために使うんじゃなく、人やサービスに投資している。そしてその方が面白いと。安定の場に逃げず、常に不安定な方へ走り出す…。でも、本人はすごく楽しんでる。

家入さんの仕事の仕方もそうで、0から1は作るけど、1から100は他の人にまかせている。家入さんは任せたら、必要以上に口出ししないし任せきっている。20歳そこそこの若者にだって、全てまかせて頼り切る。ここもすごい。

この辺の話が「我が逃走」に書かれているのだけど、壮絶な人生経験が語られている。文章力もさることながら、読み物としても面白い。

声や顔、文章には隠せない人間性がでると思う。ネガティブな人が明るい話題のことを書いても悲観的に伝わったりするように。どうしたって隠せない。書いている本人もそれは気づかない。(これを書いている僕も)

これだけのダメブランディングなのに、人間っぽい。悪い部分も隠さずにさらけ出しているからこそ、読んでいる方も嫌な気がしないし、ファンが多いんだろうなー。敵も作るけど、味方も多い。

そしていえるのは、これは家入さんが数々のサービスを成功させ続けていているからこその結果。なにも成功していなければ、タダのダメ人間扱いされるでしょう…。家入さんがダメだとわかっていてドタキャンしたりするのは、その時に本当に自分がやりたいことをやるため。我慢したくないからだそう。

ここまで素直に生きられる人間のほうが少ない。どこかが欠陥している方が、突出した成功者になれるのかもしれない。とにかく、家入さんのことが好きになった一冊でした。(こうやってファンが増えていく)

ひきこもりから瞬く間に「IT長者」へ―驚愕のロングセラー『こんな僕でも社長になれた』を凌ぐ、その後の転落・逃亡・孤立を巡るどん底物語と、都知事選の裏側、そして“いま”を克明に描く衝撃作、満を持して刊行!! 堀江貴文さん、末井昭さん、の子さん熱く推薦の一冊!
Amazon内容紹介より

SPONSOR
記事を書いている中の人
イリテク株式会社/入江 慎吾
WEBサービスやアプリのデザイン・開発をやっているクリエイターです。クラウド見積請求:CLOUD PAPER、リモートワーク求人:Rework、買い物メモアプリ:Rememo。情熱のこもったプロダクトをどんどんつくりたいです。(もっと詳しいプロフィール
関連する記事
メールマガジンで新着記事をフォロー

 

イリテクの最新情報をチェック!
  • follow us in feedly
    RSSで最新記事を読む
イリテクで開発したプロダクト
SPONSOR
こちらの記事もおすすめです