【ブログ文章術】人を動かす文章のコツ「言い過ぎなくらいがちょうどいい」

言葉には人の心に働きかけ、動かす力があります。
読者が記事を読んで「新しい発見があった」「勉強になった」「やってみよう」と思うような記事を書くにはどうすればいいのでしょうか。
目次
文章には言い過ぎなくらいがちょうどいい
普通のことを書いてもまったく面白みがありません。
「今日は東京にはじめていったのですが、人が多くて驚きました」
と言われても、「ふーん」くらいのものです。そこには新しい発見がないからです。
少々いいすぎくらいのトーンのほうが個性として面白みがあります。
SNSでも、タイトルに「お?」と思わせるようなひっかかりがないとクリックされません。
文章を書くことで「思考力」を鍛錬していく
私たちは情報を理解しているつもりで、していないことが多いものです。
身の回りには情報があふれていますが、それらを吸収していると思いきや、素通りしていっていることのほうが多い。実際に、話を聞いていてわかったつもりでも、文章で再現するのは難しいことだと気づくはずです。
文章を書くにはインプットしたものを、あらためてしらべたり、自分の考えでおぎなったりすることが必要です。その過程で「思考力」がきたえられます。
アウトプットする時にオリジナルなネタが生まれる
記事を書くにはインプットが必要です。その時に、一番早いのは「本」です。一定のボリュームで体系的にまとめられているため、勉強になるのはもちろん、記事を書くための刺激をうけることができます。
「単に本の内容や他人が書いた記事を調べただけじゃないか」と思われるかもしれませんが、本を読んだり、たくさんの記事を調べるのには30分なり、1時間なりかかります。それを、だれかがまとめてくれて読めるというだけでもありがたいものです。
同じ本を読んでも、人によって「響くポイント」は違います。(だからおすすめ本は一概にだれにもおすすめできるものではなく、レベルによって自分で本を選ぶべきです)
そのピックアップだけでも個性がでるのですが、さらに自分を通してアウトプットすることで、オリジナルなネタになってしまうのです。
現代に生きる私たちも、あっという間に消えていく情報を追うだけでは自分を深めることはできません。なるべくたくさんの他者の認識を自分の認識として定着させる。言い換えれば、できるだけ自分の中に多くの他者を住まわせることを目標にしなければなりません。
「誰も教えてくれない人を動かす文章術」より
有名な話ですがジェームス・W・ヤングは、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と定義しています。オリジナルに見えるようで、ほとんどのものはそれまでの組み合わせにすぎないのです。
あらゆる情報をインプットするだけでなく、アウトプットしていくことで自分の中の引き出しを増やしていきましょう。
情報を記事でアウトプットする手順
まず、頭のなかにある全てのものを箇条書きでだして整理。そして、それらをつなげていくことは訓練で鍛えられます。僕が書いているのもこの方法です。繰り返せば早くなります。
本を読んで気になるところをピックアップ。kindleだとハイライトでマークしておけばいいです。ちなみにevernoteと連携しておくとあとで便利です。
kindle unlimited(読み放題)も、読める本が多いしおすすめです。
アウトプットの技術についてはこちらも参考にどうぞ。
文章を早く書く秘訣は目的と読者を決めて「素材を集める」こと。
読み手に伝わる書く記述について。
さいごに
ブロガーが読者に「読んでよかった」と思ってもらうためにやることはひとつ。専門分野・得意なことを読者よりも勉強し、自分の意見を存分にだし、記事によってインスピレーションを与えることです。
文章が「上手いか下手か」ではなく、下手でも人の心が動く文章は書けます。大事なのは、この文章で人の心を動かすぞ!と決めること。
ライティングを助けるために生まれた校閲・推敲支援ツール「文賢」もオススメ
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