「力の抜きどころ」人気の習慣化コンサルタントが教える完璧主義から抜け出す方法

2017/06/30 タグ:
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できる人は上手に力を抜いている。思考や行動の「習慣」を変えることで解決。人気の習慣化コンサルタントが教える完璧主義から抜け出す方法。
Amazon内容紹介より

突然ですが、あなたは完璧主義ですか?ぼくはどちらかといえば完璧主義で、すべてに全力投球してしまうので、燃え尽きやすい傾向にあります。

そんな中で出会った「力の抜きどころ」という本。著者は習慣化をテーマとしたコンサルティング会社を経営する習慣化コンサルタントの古川武士さん。

古川さんは、完璧主義ではなく「最善主義思考」を提案しています。最善主義とは「力の入れどころと抜きどころを見極めて、より無駄をなくし、限られた時間で最大の結果を出す」ということ。

この本には、メリハリをつけて、無駄な頑張り方を改善するためのアイディアがたくさんありました。どうも頑張りすぎてしまう人にはおすすめの本です。

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一般のビジネスパーソンにとって過剰な完璧主義は悪影響

アスリートや職人のような職業においては、自分のこだわりや理想への飽くなき追求が人を感動させる仕事につながります。

しかし、一般のビジネスパーソンは一つの仕事に没頭できるというより、多くの仕事が次々と舞い込み、同時に多くのプロジェクトを進める必要があります。その過程では常に優先順位を変え、プロセスを最適化することが求められます。

そして、限られた時間で成果を出す必要があります。しかし、過度の完璧主義はプロセスの最適化を邪魔します。
仕事を抱えすぎて人に任せられず、深夜まで残業し、休日出勤までがんばりすぎ、結局潰れてしまう人を多く見てきました。

完璧主義な人ほどこだわりが強いので完成度の高い成果物を求めてしまいます。しかし、それでは次から次に入ってくる仕事量に対応できません。

よほど生産性の高いスキルがあって、完璧にすべてをさばいていければいいですが、それはなかなか難しいのではないでしょうか。

がんばらないで結果がでることに美徳を感じよう

完璧主義の人ほど、がんばること自体に美徳を感じるものですが、そうではなく、いかにがんばらないで結果をだせるかに美徳をおきましょう。

上手に力を抜く人は、がんばらないで結果が出れば、それこそ素晴らしいと考えているのです。
そう言うと、楽している、怠けていると感じがちですが、がんばらないで結果が出るということは、少ない労力で大きな結果を出すアイディアや工夫ができるということなので素晴らしいことなのです。

例えば、ホリエモンは多くの本をだしていますが、その全てを自分で執筆しているわけではありません。多くはインタビューだったり、過去の発言をライターがまとめて本という形にしているそうです。

『本音で生きる』という本はインタビューでできあがった本ですが、30万部のベストセラーになりました。これも少ない労力で多くの結果をだした事例です。

時間を決める、制限する

有名なパーキンソンの法則というものがあります。ある仕事をするにあたって、余分な時間が与えられると人は与えられた全部の時間を無駄なく使うために、仕事のペースを無意識のうちに調整し、生産性の低い仕事になることが多いという法則です。

同じ仕事でも締切を午前中までとするか、その日中とするか、あるいは締切をもうけないか…。いうまでもなく午前中に締切をもうけた方が早く、いい成果物ができあがります。

飲み会やデートの約束があって、なんとしても定時までに終わらせようと頑張ったことはないでしょうか。その時の集中力・生産力は高かったはず。

つまり、何の仕事にせよ、制限時間をもうけると結果的にいい成果物に仕上がりやすいですし、スケジュールの組み立てにも有効です。あらかじめ全ての仕事に締切をつくりましょう。

シングルタスクで今に集中する

あなたは、一つの作業をしていても、突然他のことが気になって、つい別のことにあれこれ手をつけて非効率になってしまうことはないでしょうか?
完璧主義の人は、心配性の傾向があるので、何か忘れていないか、大丈夫かと、あれこれ心配してしまいます。

資料作成をしていても、途中でメールの返信をしたり、漏れていた電話連絡をしたりしていました。

このようにマルチタスクで仕事をしていると、仕事を切り替えるたびにたくさん頭のギアチェンジをする必要があり、集中力は散漫になってヘトヘトになり、やりかけの仕事ばかりがたくさん残ってしまいます。

このブログでもさんざん書いてきましたが、シングルタスクで集中して取り組むと生産性が上がります。

メールの通知はOFFにして、メールチェックは落ち着いた時にまとめてやりましょう。ぼくは基本的に11時と16時の2回にまとめています。午前中はその日、やるべきことを最初にやる、横やりが入らないようにする、それが大事です。

イノベーション質問に答える

限られた時間で生産性を高めていくには、常に創意工夫が必要です。
抜本的にやり方を見直すために、イノベーション質問に答えてみましょう。
「同じ時間で2倍の成果を出すためにどうすればいいか?」
「半分の時間で同じ成果を出すためにはどうすればいいか?」

効果を飛躍的に高めるためには、いい質問です。

通常のやり方から少し改善したくらいでは上の質問には答えられません。
それこそ抜本的に違うことを試してみる必要があります。

こうして考えていくと「やらなくてもいいこと」「無駄なこと」が削ぎ落とされるはず。
漫然と従来どおりのやり方を続けるのではなく、立ち止まってよく考えたいものです。

まとめ

本書では生産性を高めるためのアイディアが書かれているほか、1人で頑張りすぎず、任せられるものは任せようということが述べられています。完璧にすべてをやろうとすると、パンクしてしまいますので適度に肩の力を抜きながら、賢く楽しく仕事をしていきたいものです。

このほかにも完璧主義をやめてラクになれる思考・習慣を33のコツが書かれていますので、気になったかたはぜひ。

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記事を書いている中の人
イリテク株式会社/入江 慎吾
WEBサービスやアプリのデザイン・開発をやっているクリエイターです。クラウド見積請求:CLOUD PAPER、リモートワーク求人:Rework、買い物メモアプリ:Rememo。情熱のこもったプロダクトをどんどんつくりたいです。(もっと詳しいプロフィール
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